いのらー!

夢見て始まる君のストーリー

きっとこの先も永遠に。

(個人の感想にすぎません。非情な思いも強く見ている人を不愉快にしてしまったらごめんなさい。ただずっとHey! Say! JUMPを応援してきたいちファンの想いです。)

 

 

平均年齢15歳、当時ジャニーズ史上最も平均年齢の低いグループとして華々しいデビューを飾ったHey!Say!JUMP。

 

だけどその裏で、無情にも儚く散っていった夢があったこともまた事実。

当時わたしが愛して止まなかったYa-Ya-yahという4人組ユニットは、まさにこの新グループ発足によって犠牲となったグループ。それの弟分J.J.Expressも同じく。

 

それらは自然消滅となって事実上の解体。残されたメンバーはYaとしてJ.Jとしてデビューする事がこの先無いんだと悟ったかのように次々と事務所を去っていった。

 

 

とにかく辛かった。この気持ち、並べるにしてはスケールが違いすぎるけど今のSMAPファンにはよく分かるんじゃないかな。無言の解散……一番最初に好きになったアイドル翔央は無残にも言葉も泣くこの業界を去ることになってしまった。

 

 

当時デビューしていないにも関わらず冠番組を持ちJrの先頭を走ってきた4人組が次にデビューするのだと思い込んでた。だけどそこには平成生まれという事だけを理由に集められた10人。

 

 

それにいくら伊野尾くんが好きでも最初はどうしてこんな寄せ集めのグループにと本気で思った。薮くんもひかる君もしかり。圧倒的実力でみんなを引っ張ってきた2人。蓋を開けてみればついこの間まで2人のバックで踊っていた人達がセンターに立ち、彼らが端っこに立っている姿が本当に悲しかったし苛立ってた。好きな人のデビューは嬉しいものがあった。けど一方で失うものが多すぎたのでは無いかと。とにかく当時はHey! Say! JUMPのデビューが心から喜べなかった。私以外にもほんっとにたくさんの人が思ってたと思う。

 

 

そして、誰よりもJUMP自身が突如として突きつけられた自分たちの運命に戸惑い、悩み、あらゆる葛藤の中で戦っていたと思う。入所したてのメンバーがいれば最年少は小学生。この先うまくやっていけるなんて、本人達もファンも誰も思ってなかっただろう。

 

 

(私も泣きながらわけも分からない感情でCDを買いに行ったことを思い出しました。)笑

 

 

 

いつかのラジオで涼介も結成当初の事をこんな風に話してた。

 

最初は「なんだこのメンバー?」って思いましたから。俺からみたら先輩しかいなかったから。薮くん、光くん、伊野ちゃん、雄也、大ちゃん、裕翔くん、知念。正直嫌でしたよ。ずっとバックでやっていくと思っていたから、俺にこんな荷物は無理だと思ってましたから。多分当時は薮くんも光くんも嫌だったんじゃないかな。

 

 

 

薮くんは誰よりも多くのものを背負ってたと思う。デビュー当時はまだ高校3年生。末っ子気質な彼がグループ最年長の立場となり、甘えも弱音も吐かず、ただ目の前にあるやるべき事に対して真摯に向き合ってがむしゃらに駆け抜けてきた。

 

 

 

もちろん見た目としてもすごく印章深いのはデビューから約1ヵ月しか経っていない状態でいきなり東京ドームにて行われた1stコンサート。観客が集まらずアリーナ席がすべてステージという構成。デビュー後最短で東京ドーム公演を行うという記録を打ち立てたけど一方で、十分に客の集まらない会場で他のグループの力を目一杯頼ったようなコンサートは本人達も悔しかったんじゃないかな。

 

 

 

追い打ちをかけたのは2011年6月に最年少メンバーの脱退。2012年2月リリースのSUPER DELICATEから2013年6月リリースのCome On A My Houseまではなんと1年4ヶ月もの空白。この期間に後輩グループのキスマイやセクゾがデビューし、その間活動をほぼしなかったJUMPからのファン離れはあとを立たなかった。

 

 

後輩グループが出来てファンが激減したJUMPは、デビューして6年経ったけど東京ドームの席を埋めることが出来なかった。JUMPing sheetという名目でアリーナ席に座席を殆ど作らず、天井席にステージを作り、風船を散りばめて、埋まらなかった座席を誤魔化した。

 

 

Hey! Say! JUMPは若くしてデビューし華々しさだけがメディアで取り上げられるけど本当に長く苦しい道を乗り越えてきた。本当にやっとわだかまりも無くなり素直に打ち解け合い逞しくなれたのはここ2年ほどの話。

 

 

 

とてもとても長かった。変わったのは2014年からかな。メンバー全員が20歳を迎えてからだろう。この2014年はまずメンバー全員が個人でドラマに出演したし、アルバムを引っさげてツアーもしたし、シングルもウィークエンダー/明日へのYELLとダブルで出して今までにないくらい充実してて、「あ、いよいよかな」っていう感覚が芽生えた。

 

 

そして昨年2015年はもう充実しすぎて秒で一年過ぎた。主演舞台に数多くのバラエティーという自担の大きな仕事に加え、涼介は暗殺教室グラスホッパー。裕翔くんはピングレ、グループでは冠番組、24時間テレビ、JUMPing CARnival tour、単独のカウントダウンコンサート……と、2015年の最後の最後までビッシリ仕事が入ってたね。やっとやっとその時が来たねという感情でいっぱいだったよ。

 

 

言い方は悪いけど“望まれないデビュー”で、複数のJr.内ユニットを分裂させて出来たグループだから最初は好きなメンバーのデビューでも真に喜べなかったし本人達がそういう雰囲気を自ら出してたから。でも今は違う。

数多くの困難を乗り越え仲間割れも嫉妬や妬みも無くなり、そしていつからかJUMPの口から「僕達から離れないでください」では無く「僕達についてきて下さい」に変わったこと。

 

一ファンとしての私も昨年の8周年のお祝いはやっぱりファンだけれどもまだまだ心残りが大きくて素直に喜んでなかったなって記事を見返すと思う。

だけどTwitterを始めてからたくさんの人と関わって色んな考え方の人を見てやっと最後にきちんと受け止めれたような気がする。

 

あと1年で10周年を迎えるが、正直なことを言えばデビューからずっと応援してきたグループが人気になってしまうのは寂しい。チケットが取れなくなったり買えるはずのものが買えなかったり。だけどやっぱりここまで支えてきたのはファンであってそれは人数の多さがやっぱり関わってくる。たくさんファンがいれば、同時にJUMPがしたい夢、出来る事が増えてくるわけだから。

 

最初は本当に心から応援できなくてただ自担がいるから応援してるだけ。だなんて威張ってた時期もあった。けど必死でもがくその様子はメディアには取り上げられないけどコンサートで見るとすごくすごく感じた。さらに学生時代から仕事と学業を両立させ大きな夢を掲げ一歩一歩前進する姿は同年代の私にとっては身震いするほど刺激を受けたし、彼らのおかげで夢もできた。自分の悩んでることなんてなんてちっぽけだなんて思った。だから一度手放しそうになったけどいつか輝けると信じてずっとついてきた。

 

 

Hey! Say! JUMPきっと彼らはこれからもっと魅力的なグループになって、気が付いたら国民的アイドルグループとかになっちゃってるんだろうな。メンバー同士が引くほど仲良しでいつまでもキャッキャキャッキャしてるグループでいて欲しい。JUMPが笑ってるのが今の一番の幸せだよ。

 

 

 

さあ10年目に投入!!!

これからもどんどん駆け上がっていくでしょう。私は今まで通りHey! Say! JUMPの船に乗っていくし荒波が来てもしがみついてやるし、壊れそうになったらみんなで治していくし、方向が分からなくなったら色んなところへ行けばいい。楽しい冒険じゃないか!!とにかく逞しく大きくなったJUMPとこれからもステキな夢をたくさん見ていきたい。そしてわたしはHey! Say! JUMPが大好きだし何があっても付いていく。

 

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9th Happy Happy Anniversary!!